【毒統一】受け攻めギミック3軸スタンダード【ポサリンピック2023・タイプ統一シングル】

おはようございます。phest*です。
ポサリンピック2023の競技の1つであるタイプ統一シングルにおいて使用した毒統一の構築を紹介します。

大会のレギュレーション等はこちら。

どくタイプを選んだ経緯

今年もパーティの申請期限が気づいたときにはすぐそこでした。スケジュール把握していなさすぎ人間です。SVのタイプ統一パーティを組むにあたって使ってみたかった毒・ゴースト・格闘・地面の4タイプをTwitterで投票にかけた結果、毒に票が集まったので今年も毒統一を組むことにしました。

「今年も」ということは去年もそうだったということですね。去年の記事はこちら。

構築概要

受けの再生力ループ モロバレル+Gヤドキング

毒タイプは優秀な再生力ポケモンがいくらかいますが、今回は物理受けをモロバレル、特殊受けをヤドキングに任せることにしました。私の一番好きな毒タイプのポケモンはドヒドイデなのですが、対地面性能だけでなく後述の攻め駒との相性の面からモロバレルに物理受けをお願いしました。特殊受けに関してはGヤドキングへの信頼が厚いため確定です。

攻めの高速AT オオニューラ+テツノドクガ

SVの環境ではテラスタルの影響もあって受けサイクルによる完封が非常に難しく、強く動かせる攻め駒が欠かせません。そこで高速高火力を持つオオニューラとテツノドクガにアタッカーを担ってもらうことにしました。環境に強力な先制技や高速アタッカーがいるためいずれもある程度耐久に努力値を割き、行動保証を得られるようにしました。

凶悪ギミック ゲンガー+ハリーマン

ここまででエスパーの一貫を切れていないためAベトベトンかハリーマンを採用することはほぼ確定していました。リサイクルを失ったAベトベトンでは環境についていけないためちいさくなるを持ったハリーマンを採用しました。その都合で相性の良い起点作りであるゲンガーも同時に採用しました。

個体紹介

モロバレル

使用者が多かろうパオジアンのウェポンをすべて等倍以下にできるフェアリーテラスタルです。このとき、つららおとしが打たれ放題になるのでおんみつマントを持たせました。
結果的に対パオジアンは1詰ませ1零度被弾だったので微妙だったかもしれません。

ランクバトルでもよく使われるポケモンであるため特別言及することもありませんが、クッション性能が非常に高くだっしゅつパック型が流行っていることによる型の誤認も含め活躍してくれました。

Gヤドキング

さむいギャグからの展開を期待してとつげきチョッキではなくくろいヘドロを持たせました。
本来毒統一には2つたべのこしを持たせられるはずなのですが(たべのこしとくろいヘドロ)不一致テラスタルが可能ということでくろいヘドロを持たせるポケモンが他におらず、なぜかGヤドキングの元に回ってきました。
その都合で毒テラスタルになることがほぼ確定するのですが、多くのタイプを等倍で受けられるため十分強いと判断しました。

みらいよち→さむいギャグ→アタッカー繰り出しと動くことで相手を必ず1匹持っていくことができます。

オオニューラ

後述するゲンガーがどうしてもきあいのタスキを持ちたいとわがままを言ったのでこのような型になりました。
最速ガブリアス抜きとランクバトルの環境トップのポケモンに対して行動保証を持てる程度の耐久振りを施しています。
構築単位で地面半減以下が存在しないので氷テラバースト型で採用することで地面タイプに対する打点を確保しました。なおテラスタルは一度も切りませんでした。

対鋼統一では初手インファイトでデカヌチャンをワンパンするなど、こだわりハチマキの超火力で活躍してくれました。A130 S120は伊達ではありません。

テツノドクガ

最速100族抜きでブーストエナジーでSが上がる調整です。
このポケモンにも地面タイプへの打点として水テラバーストを採用しました。なおテラスタルは一度も切りませんでした。

135族やS上昇した相手の上を取れたのでSブーストは正解でした。しかしながら技威力も相まって火力はちょっと寂しかったです。

ゲンガー

きあいのタスキを盾にでんじはを撒いてハリーマンに繋げる役割を持ちます。
削り重視で攻撃技を2つ入れましたが、ヘドロばくだんの枠はどくびしのほうがよかったかもしれません。

麻痺を撒くだけなのであまり言うことがありませんが、1つ言うならば怯んだりでんじはを外したりで仕事人とは真逆でした。ストーリー中に手に入れた色個体だっただけに残念です。

ハリーマン

毒統一の最大値と信じることで使用・選出するのを躊躇いませんでした。勝敗問わず4名の方々を不快にさせたことをここに告白します。
テラスタイプは1ターン猶予を作れる可能性を持つ飛行、Sは嵌め範囲を増やすために最速を取ってHは残飯身代わり効率意識の16n+3です。

霊統一ののろいいミミッキュ入りに対してプレイングでハリーマンを通したときは嬉しかったです。あの試合は結構避けた感あるけれど威嚇後に急所被弾しているしお互い様ということで。

構築画像

試合結果と選出

スイスドロー形式の試合でした。5勝2敗でオポネントによって全体8位、毒統一の中で1位を取ることができました。

順に対戦相手のタイプと選出
対どく： 勝ち
対はがね： 勝ち
対こおり： 勝ち
対ゴースト： 勝ち
対こおり： 負け
対あく： 負け
対エスパー： 勝ち

賞状をいただきました。

所感

なんと今回は毒統一の使用者が2人しかいませんでした。それも初戦で同士討ちするというね。もしTwitterの投票で他のタイプが選ばれていたらもう一人が自動的に毒統一部門で優勝するところでした。他にも2人しか使用者がいないタイプがいくらかありましたが、これは協力プレイで成り立っているとつくづく実感しました(?)

いずれにせよ大会の見栄え的にもこれで本当によかった。毒タイプには優秀なポケモンや可愛いポケモンが多いので来年こそは使用者が増えることを期待しています。

もう少し勝ちたかったというのが本音ですが、ハリーマンや受けポケモンを使っている以上運に左右されやすいため7-0するのは厳しかったです。構築がかなり強いのは間違いないので数を重ねればそこそこ高い勝率で安定するのではないかと思いました。どの選択を取ると一番勝率が高くなるかを考えるのはとても楽しかったです。

スペシャルサンクス

大会前日にヒスイハリーセンを進化させてくれたよもぎ君 @Yomogi_303
（勝手にリンクを載せたので怒られたら消します。）
サークルの配信を見に来てくれた先輩方
Twitterの投票で毒統一に票を入れてくれた方々
対戦相手、運営の方々

おわりに

構築紹介は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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phest* poke (@FRKDV) / Twitter